当社グループは、コンプライアンスを単に「法令遵守」と捉えるのではなく、社会的規範や企業倫理(モラル)を守ることも含めて社会的責任を果たすことと認識しています。


当社では、労働組合も含めた全社横断組織である「企業行動委員会」を定期的に開催し、コンプライアンスの実践に向けて、「J-オイルミルズ行動規範・行動指針」の周知徹底と「Jオイルミルズ行動規範・行動指針」に則った企業活動が展開されているかをチェックし、不備があれば是正を行わせるように指導を強化しています。


なお、2013年7月11日に当社は、段ボール用でん粉の取引において独占禁止法に違反する行為があったとして、公正取引委員会から排除措置命令および課徴金納付命令を受けました。その後、外部専門家の助言等も踏まえ慎重に検討した結果、今回の命令の内容については当社の認識とは異なることから、2013年9月5日に同委員会に対し審判請求を行い、現在審判手続き中であります。また社内においては、営業担当者全員による「独禁法順守ガイドライン」の読み合わせ・再認識や、同業他社との接触があった場合の報告制度を社内イントラに設置する等、さらなるコンプライアンス体制の強化に取り組んでおります。

J-オイルミルズ行動規範・行動指針

私たちは社会を構成する企業市民として全ての法令・その他社会的規範を遵守する ことを目的として次の行動規範を策定し、社会に信頼される企業を実現します。

  1. 安全で高品質な商品・サービスの提供
  2. 公正・自由な取引
  3. 社会とのコミュニケーション
  4. 情報管理
  5. 環境保全・省資源・省エネルギーへの取り組み
  6. 社会貢献
  7. 働きやすい職場環境
  8. 株主・投資家への責任
  9. 社員個人と会社との関係
  10. 知的財産
  11. 国際通商

内部通報制度(ヘルプライン)

当社の企業行動委員会事務局は、グループ全従業員を対象とした内部通報制度(ヘルプライン)を適切に運用しています。

また、通報窓口の拡充策として顧問法律事務所とは異なる外部法律事務所による社外通報窓口、および海外子会社向けの社外通報窓口(英語で対応)を設置し、国内外のグループ会社からの通報を受け付ける態勢を強化しました。通報者の保護に関しても万全の体制をとっています。

インサイダー取引の防止

当社グループ内でインサイダー情報を保有する可能性のある役員や従業員が、当社および関係会社の株式を売買する際の社内ルール(事前の届出・許可)は、確実に継続運用されています。また、インサイダー情報を保有した役員や従業員だけでなく、その情報を聞いた一次受領者(家族・友人・お取引先担当者など)もインサイダー取引規制の対象となることについても、「CSR研修」を通じ積極的な注意喚起を継続的に行っています。

CSR研修実施

当社グループでは、毎年下期に講師が全国拠点を回訪して「CSR研修」を実施しています。2018年度は2019年1月~3月の間に海外事業所を含む23拠点で50回の研修を実施し、約1,389名の社員が受講しました。SDGsについて解説し、またパワーハラスメントについては具体的事例を示した上で説明を行い、わかりやすくコンプライアンス遵守の周知徹底を図りました。

 

今後もグループ全従業員による日常の業務の遂行とコンプライアンスの実践の両立を目指して、原則として年1回、CSR研修(コンプライアンス関係およびCSR関係)を継続して開催し、社員とコミュニケーションを図りながら、より実践的な研修を目指していきます。